遺品整理サービスウィルケア
代表取締役 白石 佳史
最新の遺品整理コラムColumn
遺品整理業者を選ぶときは、遺品整理士が在籍しているか、違法な営業を行っていないか、見積もり内容は適切かなどをチェックするのがポイントです。
ここでは安心して遺品の整理を委託できる、良い遺品整理業者の見分け方のポイントをまとめました。
亡くなられた方が残した家具や家財を整理・処分する遺品整理は、かなりの時間と手間を要します。
そのため、最近はプロの業者に遺品整理を依頼する方も増えていますが、業者によって作業の質やサービス内容に大きな差があります。
悪徳業者に依頼してしまった場合、法外な料金を請求されたり、きちんと仕分けせず、適当に処分されてしまったりする可能性がありますので、遺品整理を依頼するときは業者の質をしっかり見極める必要があります。
そこで今回は、良い遺品整理業者を見分けるポイントをまとめました。
少子高齢化が加速化する現代日本では、遺品整理業のニーズが高く、全国各地にたくさんの業者が点在しています。
そのなかから良い遺品整理業者を見分けるために、チェックしておきたいポイントを5つご紹介します。
遺品整理士とは、一般社団法人「遺品整理士認定協会」が認定を行う民間資格のことです。
正しい知識と適切な対応のもと、健全な遺品整理が行われることを目的に設立された資格で、遺品整理士認定協会が主催する講座の受講を経て、資格を取得することができます。
講座では、遺品整理に関する知識や心構えはもちろん、作業上の留意点や、法規制との関わりなどを総合的に学ぶため、遺品整理士に依頼すれば適切な方法で遺品を整理してもらえます。
逆に、専門資格を持たない業者に依頼すると、適当に仕分けされたうえ、大切な遺品を勝手に処分されてしまうこともあります。
遺品整理士が在籍しているかどうかは、業者のホームページなどに記載されていますので、遺品整理業者を探す際は、まず遺品整理士の有無で候補を絞り込んでいくと良いでしょう。
大量の遺品のなかから必要なものと不要品を区分したり、価値あるものを見極めたりするには、専門的な知識のほかに、豊富な実績・経験が必要不可欠です。
実績・経験の浅い遺品整理業者に依頼すると、大切なものをうっかり処分されてしまう可能性があるほか、作業に時間がかかり、コストも割高になります。
実績豊富な業者であれば、正確かつ迅速に作業してくれるので、コストパフォーマンスの高いサービスを期待できます。
実績が豊富かどうかを見分けるには、ホームページなどで以下のポイントをチェックしてみましょう。
遺品整理で出た不要品は、遺品整理業者に依頼して廃棄処分してもらうのが一般的です。
ただし、不要品の廃棄処分を行うには、都道府県から産業廃棄物収集運搬業の許可を得る必要があります。
無許可で廃棄物を処分した場合、委託された業者はもちろん、処分を依頼した側も「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」に違反したとみなされ、5年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金が科せられる可能性があります。[注1]
知らない間に違法行為に荷担してしまった…ということにならないよう、遺品整理業者を選ぶときは、産業廃棄物収集運搬業の許可を得ているかどうか、しっかり確認しましょう。
[注1]電子政府の総合窓口e-Gov「産業物の処理及び清掃に関する法律」https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=345AC0000000137#U
遺品整理の不要品は廃棄処分するのが一般的と説明しましたが、なかには不要品の買取に対応している業者もあります。
きれいな状態で残っている家具・家電を買い取ってもらえれば、遺品整理にかかる費用から買取分の金額を差し引いてもらえます。
遺品整理は、遺品の数が多いほどコストがかさみますので、買い取ってもらえそうな家財がある場合は、遺品の買取に対応している遺品整理業者を選ぶのがおすすめです。
なお、遺品の買取には古物商の許可が必要となります。
遺品の廃棄処理同様、違法な業者に買取を委託することのないよう、ちゃんと古物商の許可を得ている業者かどうか確かめておきましょう。
遺品整理業者の利用料金は、一般的に部屋の数や家財の量、委託するサービスの範囲(仕分けのみ、仕分け+廃棄処理など)によって異なります。
そのため、遺品整理業者は依頼を受けるとスタッフを現場に派遣し、部屋の状況を確認したうえで見積もりを作成します。
見積書を提示されたら、トータル金額だけでなく、必ずサービスや作業の内訳をチェックしましょう。
「車両1台◯万円~」「作業一式」など、内容があいまいな項目がある場合、後日追加料金などを請求される可能性があります。
「今契約してくれたら◯万円で請け負います」など、口約束で契約を迫る業者は論外です。
見積もりは必ず書面で作成してもらい、わからない部分があったらその場で説明してもらいましょう。
質問をはぐらかしたり、あいまいな対応をしたりする業者は信頼できないので、依頼するのは避けたほうが無難です。
少子高齢化が著しい日本では、遺品整理ビジネスの市場規模が年々拡大しており、今後も需要が高まることが予想されています。
遺品整理を請け負う業者の数も増加し、住まいのエリアやニーズ、予算などに合わせて業者を選べるようになりましたが、なかには実績が浅い業者や、無資格で営業している業者もいます。
故人が残した大切な遺品を適切に整理できるよう、遺品整理業者を選ぶ際は資格や実績の有無などを確認し、信頼できる業者に依頼しましょう。
遺品整理サービスウィルケア
代表取締役 白石 佳史
Copyright©遺品整理ウィルケア All rights reseaved.