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生前整理とは?死後の相続トラブル防止に終活・身辺整理がおすすめなワケ

生前整理とは?死後の相続トラブル防止に終活・身辺整理がおすすめなワケ

”生前整理”という言葉を聞いたことはありますか?遺品整理よりも馴染みの薄い言葉ですが、高齢化が進んだいまこの生前整理が注目を浴びています。
このコラムでは生前整理の定義から、種類、目的、メリット、そして実際に生前整理をする際に取り組むこと、注意点、費用や業者選びについてご説明します。
仕事として生前整理に関わる機会が多い身としては、皆さんに知っておいていただきたいことのひとつです。

生前整理とは?遺品整理との違いと種類について

生前整理とは、生きているうちに財産を含め自分の所有物を整理することを意味します。自分の死後、残された家族・親族たちに遺品整理の負担をかけないようにするという目的のもと、自分の意思をもって行う取り組みです。実施タイミングの違いが生前整理と遺品整理の一番わかりやすい違いです。元気なうちに身の回りを整理して、身も心もすっきりした状態で余生を過ごしたいというシニアが増えてきており、ウィルケアにも生前整理の依頼がくる機会が増えてきました。

日本では、「死」や「死後」の準備であるかのようなアクションは、親も子も暗黙のうちにタブーとしてきた傾向があります。しかし、死を見据えて行うのではなく、残りの人生をより幸せに生きるためのいわゆる「終活」として、前向きな気持ちで生前整理を行う人が増えています。高齢者自身が望んで行うケースのほか、離れて暮らす子が年老いて家の中が物で溢れてきた両親に勧めるケースがあります。あるいは、高齢者施設に入居する前に長年住んでいた家を整理するケースも生前整理のひとつといえます。

最近急激にニーズが増えている福祉整理とは?生前整理との違いは?

福祉整理とは、ご高齢による体力の低下やご病気などのために、家の中の整理整頓が自力では思うようにできなくなったお客さまに代わり、ゴミや不用品であふれかえってしまった状態を改善して、より健全な生活へ戻すためのお手伝いのことを言います。もちろんウィルケアも生前整理のひとつとして福祉整理には力を入れて取り組んでおります。

核家族化が進んだ現代、おひとりで暮らす高齢者の世帯は急増しています。体の衰えとともに片付けや整理ができなくなってしまった方も大変多くいらっしゃる時代です。ゴミや不要物を捨てられずに、部屋がそれらで埋め尽くされてしまうと、身動きも思うようにとれず、歩行に危険がともなうほか、衛生的にも劣悪な環境を生み出してしまいます。

そのような環境が「孤独死」の現場となることも珍しくありません。社会問題にもなっている悲しい孤独死を未然に防ぐためにも、高齢者の住環境に手をさしのべることが重要視されています。実際に、福祉整理によって衰弱した高齢者が孤独死する前に保護される事例は確実に増えており、高齢者の見守り対策としてのニーズが高まっています。

生前整理をしておくことのメリットは?

生きているうちに身の回りの整理をすることは、死後に残されるご家族のため、そしてご自分のためでもあります。

何もしないままの状態では、遺品のひとつひとつにどのような価値や思い出があり、どの程度大切なものなのかという判断は、身内の方であっても難しいです。また、要らない遺品と判断しても、亡くなった方の物を処分してしまうことに心が痛み、なかなか決心がつかないというケースはよくあることです。物が多ければ多いほど、ご遺族が遺品の整理に費やす時間も膨大になるでしょう。大切な親御さんの遺品を処分することは、心身へ与えるその負担は大きなものと言えます。実は当社へご依頼されるお客さまの中にも、このような思いが強く業者にお願いしないと前進できないというケースは多いです。

また、ご本人にとっても、ほかの人には知られたくなかったプライベートなことを処理しないまま死を迎えてしまったり、反対に、形見分けや相続など、伝えておくべきことを伝えないままになってしまった、という無念を避けるためにも、生きているうちにご自分の持ち物を整理することは、大きなメリットががあるのです。

生前整理でやっておきたいこと

生前整理では、その後の生活をより快適なものにするためにも、本当に必要なものと不要なものを分け、不要と判断したものを処分します。また、財産をきちんと把握し、ノートにまとめることも重要です。どこの金融機関にどの程度の財産があるのかといったことを明確にしておくことは、相続のトラブルを防ぐためにもぜひ整理しておきたいポイントです。

他にも、通帳がどこにあるのかわからないために、預貯金の有無がわからないというご遺族の苦労はよくあるケースです。貴重品の保管場所を明確にしておくだけで、残された方たちの遺産相続の負担や揉め事を減らすことができます。

エンディングノートとは?遺言書との違いは法的効力の有無

近年、高齢化社会が進むにつれて知られるようになってきたものに「エンディングノート」があります。エンディングノートは、ご自分に万が一のことがあった際に、残された人たちへ伝えたいことを記しておくためのノートです。ご家族へのメッセージをはじめ、訃報を知らせてほしい人のリストやどのような葬儀を望んでいるかなど、自由に残すことができます。遺言書のように法的効力をもつものではありませんが、メモ感覚で気軽に書きとめられること、また、時間の経過とともにいくらでも修正ができることもあり、自分ができる生前整理の一部として大きな意味をもつものと言えるでしょう。

当社ではこのエンディングノートの作成もお手伝いしておりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

形見分けとは?生前整理の際に行っておくべき理由

「形見分け」とは、故人さまが愛用していたもの、大切にしていたものなどを、親近者や親交のあった方に分与する慣習のことを言います。遺産相続のように法律が関与しているものではなく、あくまで慣習のひとつであるため、必ず行わなくてはいけないものではありません。また、高価な宝飾類など価値のあるものに関しては遺産相続の対象となってしまうため、形見分けはできません。そのため、高い換金価値をもたないものが対象となりますが、その品に触れるだけで、故人とのさまざまな思い出が蘇るような温かい価値をもつことができる大切な品々であることに違いはないでしょう。

生前整理の時点で形見分けをしておくと、自分が贈りたいと思ったものを贈りたい相手に伝えておくことができます。これも生前整理のメリットのひとつです。もし、この品物をあの人にあげたいと願っていながらもそれを伝えることができずに亡くなってしまった場合、ご遺族が故人さまの想いを知るすべはなく、遺品整理によって誰の手に渡ることなく処分となってしまう可能性すら考えられます。

財産相続において法律上の注意点は?死後のトラブルを避けるために生前に書いておきたい遺言書

「相続」とは、被相続人(故人さま)の残した財産を相続人である方(配偶者や子供、兄弟姉妹など)へ引き継ぐことを意味します。引き継がれる財産を「相続財産」と言います。

遺産の相続にはさまざまな法律が定められています。相続遺産に価するものは、土地や家屋などの不動産、現金、預貯金、株券、自動車、骨董品などの動産のほか、国債、社債、生命保険金などの債権や権利金、特許権や著作権などの知的財産権があります。しかし、遺産相続では、プラスの財産だけではなく、マイナスの財産(ローンや借入金)も相続しなければいけません。もし、マイナス財産を相続したくない場合には、裁判所にて「相続放棄」の手続が必要となります。その際には、プラスの財産も含めての放棄となります。

一般的に、服や愛用品、アクセサリーなどは、相続争いにまで発展する対象ではないという判断のもとに、相続財産ではなく形見分けの対象となることがほとんどです。しかし、一言でアクセサリーと言っても、何百万円もの価値を有することが明確であるものについては相続財産の対象となります。この線引きに明確な基準は設けられていないのですが、相続人同士で「それはずるい!」とトラブルに発展する可能性があるかないかで判断することが一般的です。

また、民法の規定により、生前に、相続財産に価するものを特定の人物に相続する意思表示をしても、エンディングノートや口約束では、その通りに分配することはできません。明確な意思がある場合には、エンディングノートではなく遺言書によって遺産分割の指定をしておく必要があります。

生前整理や福祉整理を専門業者に依頼するメリットは?

いざ、生前整理をしようとしても、何から手をつけるべきなのか、自分でも手段がわからないという方も多いのではないでしょうか。また、残すもの、処分するものの見当がついたとしても、物の種類や大きさによって処分方法も異なるため、どうしたらよいのか考えてしまうことでしょう。処分したいものを処分するとなると結局は業者に頼らないといけないことが多いです。

そんな整理の大きなサポートとなるのが、当社のような生前整理のお手伝いを行っている専門業者の存在です。整理はしたいけれど年齢的に重たい物を運ぶことができない、量が多すぎるし細々していて億劫な場合、家具など大きなものの処分がある場合でもすべて丸ごと対応可能です。

また、福祉整理が必要なケースでは、高齢や病気が原因で片付ける気力さえ失われてしまいます。そのため、部屋中が物であふれかえり、衛生的にも決して良いとはいえない住環境になってしまっている場合がほとんどです。先ほども述べましたが、そのような環境が孤独死の現場となることが多いものです。片付けのプロに依頼することは、孤独死を未然に防ぎ、1日でも早く健全な生活環境を取り戻すために大きなメリットとなるでしょう。

あとは、専門業者ゆえの専門知識もございます。当社には遺品整理士といって遺品整理に精通した者のみが取得できる特別な免許を持っているスタッフが在籍しているため、遺品の正しい供養の仕方、あとあとトラブルとならないような形見分けの仕方、エンディングノートの作成の仕方などプロのアドバイスが可能です。

生前整理サービスの料金はどれくらい?

さて、実際に名古屋で生前整理のサービスを探す場合、どれくらいの費用が必要なのでしょうか。あまりに高い金額となるようであれば自力でコツコツ頑張ってしまわざるを得ないのが現実です。

生前整理の料金は、部屋の大きさを基準に料金設定されている場合が多いです。例えば、当社の料金目安は以下のようになっております。

  • 1K  30,000円~ スタッフ1~2名
  • 2DK 120,000円~ スタッフ3~4名
  • 3LDK 210,000円~ スタッフ5名~

詳細は当社の料金ページをご覧ください。

これらの料金は、一般的に見られる物量を目安とした場合の料金で、物の量やお部屋そのものの大きさ、お部屋の階数、建物の立地条件などによって別料金が発生し、変動することがあります。そのため、まずはお見積りのご相談をください。

遺品整理業者の中には、他の業者よりも有利になるようにお見積りの際には実際の金額よりも安い格安の金額を提示し、いざ現場で作業を終えたらそれより高額の料金を請求するという業者も存在します。逆に、高額の料金をふっかけてくる業者もあるようです。お客さまも一度きりのご依頼なので相場がわからず相談もできないので泣き寝入りしてしまうケースが多いようです。

当社では、お見積りの際にしっかりと実際にかかる料金をお伝えします。お見積りスタッフは、実際に現場で作業するスタッフとなりますので、お見積り時との食い違いはありません。お客さまの状況を伺わせていただき、それに合わせた無駄のないプランをご提示させていただきますので、安心してご利用いただいております。まずは、皆様からのご相談のお電話・メールお待ちしております。

 

弊社の生前整理・福祉整理サービスのご案内ページ

こちらの記事の監修者

遺品整理サービスウィルケア 代表取締役  白石 佳史

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